どんなに高い化粧品を使っても、肌が荒れる。その理由とは?

お肌のくすみの原因とは?
鏡を見たとき、ふと気づいた。
なんだか肌がくすんで見える。
フェイスラインのたるみが前より気になる。
スキンケアを変えても、肌荒れが治らない。
年齢のせいだと思っていませんか?
でも実は——その原因、毎日のシャンプーに潜んでいるかもしれません。
えっ?台所用洗剤と同じ成分が、シャンプーに!?

シャンプーの裏面を見てみると、
「ラウリル硫酸Na」「ラウレス硫酸Na」などの表記を見たことはありませんか?
実はこの成分、台所用洗剤にも使われているんです。
台所洗剤で手を洗うとカサカサして手荒れしますよね。
それは、油汚れをしっかり分解するために強い洗浄力があるから。
そんな成分が、毎日あなたの頭皮に触れているとしたら…
頭皮のうるおいが奪われ、乾燥・かゆみ・フケ・赤みなど、“肌トラブルの温床”になっても不思議ではありません。
頭皮のダメージは、顔の老化にもつながる

頭皮の乾燥が進むとフケや老化の原因に
頭皮と顔の皮膚は、実は1枚の皮でつながっています。
頭皮が乾燥して硬くなると、血流が悪化し、肌全体のハリが失われていきます。
リフトアップしてもすぐ戻る。
おでこのシワが深くなる。
顔色がくすむ。
これらは、頭皮のコンディション低下が関係していることも多いのです。
カラーやパーマの刺激が強く感じる人は要注意

傷ついた頭皮にヘアカラーをすることは最も危険な行為
もし最近「カラーの時にピリピリする」「頭皮がしみる」ことが増えたなら、
すでに頭皮のバリア機能が弱っているサイン。
ラウリル硫酸系などの刺激性界面活性剤で乾燥した頭皮は、
傷ついた状態の肌と同じです。
そのまま薬剤を塗布すると、
傷口に直接カラー剤をつけているのと同じこと。
炎症が起きても当然なのです。
「界面活性剤=悪」ではない。大事なのは“種類”と“強さ”。
界面活性剤は本来、汚れを落とすために必要な成分。ただし、種類によっては肌への刺激や残留性が大きく異なります。
安全性を見極める3つのポイント
1 「ラウリル硫酸」「ラウレス硫酸」と書かれていないかチェック
→ 強洗浄タイプ。肌バリアを壊す可能性がある成分です。
2 「ベタイン系」「アミノ酸系」「両性」などの表記があるか
→ 比較的マイルドで、頭皮や肌への負担が少ないタイプです。
3 「泡立ちの良さ」より「洗い上がりの心地よさ」で選ぶ
→ 泡の多さ=やさしさではありません。しっとり、つっぱらない感覚があればOK。
“洗うものを変える”だけで、肌も髪も変わる
多くの女性がスキンケアや美容液にこだわりますが、
実は「洗うもの」を変えただけで、
肌のコンディションが改善したという声も少なくありません。
頭皮のかゆみが落ち着いた。
フェイスラインがすっきりした。
髪の根元にハリが出た。
肌の乾燥が減って、ファンデがのりやすくなった。
そう、“美しさは洗うことから始まる”のです。
あなたの今のシャンプー、裏面をチェックしてみてください
「ラウリル硫酸Na」「ラウレス硫酸Na」「スルホン酸Na」
もしこの文字があれば、今すぐ見直しのサインです。
頭皮も顔も同じ“肌”。
大切なのは、毎日触れるものをどう選ぶか。
あなたの髪も肌も、もっと優しく、もっと美しく変われます。
一歩踏み出したいあなたへ
髪も肌も、本来は守れば美しくなるようにできています。
あなたの素肌と頭皮を大切にするために、
まずは“洗浄”を見直すことから始めてみてください。
洗うだけで変わるという新しい美容の常識を、
ぜひ一度、あなた自身で体験してみてください。
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